外科 便失禁外来 専門的検査 - 診療科目・内容

便失禁外来 専門的検査について

ここでは、専門的検査として「直腸肛門機能検査」、「肛門超音波検査」、「排便造影検査」をご紹介します。

直腸肛門機能検査(肛門内圧検査・直腸感覚検査)

目的
便失禁の原因を調べる検査で、肛門を締める筋肉(肛門括約筋)の強さや直腸の感覚を調べます。
検査前の準備
検査のための食事制限や下剤の服用、浣腸などの処置は不要です。
検査の内容
横向きになった状態で直径5ミリメートル程度のチューブを約6センチメートル肛門内に挿入して肛門内の圧力を測定します。また、小さな風船を直腸の中で膨らませて、直腸の感覚を調べます。違和感はありますが、痛みを感じることはありません。
所要時間
約15分です。

肛門超音波検査

目的
便失禁の原因として経膣分娩や肛門の手術により肛門括約筋が断裂していることがあります。この検査は、その断裂の有無や程度を調べる検査です。
検査前の準備
検査のための食事制限や下剤の服用、浣腸などの処置は不要です。
検査の内容
うつぶせの状態で直径1.5センチメートル程度の超音波プローブを5センチメートルほど肛門内に挿入し、肛門括約筋を超音波で観察します。違和感はありますが、痛みを感じることはありません。
所要時間
約15分です。

排便造影検査 ※現在当院では実施していません

目的
排便困難や残便間の原因を調べる検査です。
検査前の準備
検査のための食事制限や下剤の服用、浣腸などの処置は不要です。
検査の内容
小麦粉とバリウムを混ぜて便の硬さ位にした造影剤(擬似便)を検査台に横たわった状態で肛門から直腸に150~300ミリリットル注入した後、検査台を立てて便座の上に座ります。
便座に座った状態で日ごろの排便時と同じように擬似便を排せつしていただき、それをレントゲンで撮影すると、排便状態に異常があるかどうかがわかります。
検査室は外から見えないようになっていて、実際の排便の様子は目ではなくレントゲンを通してでしか見ていません。

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